青年たちとも語り合い

 今日から道9区キャラバン、まず苫小牧市へ。街頭宣伝や青年との「集い」など、松橋ちはる小選挙区予定候補とまわりました。街頭宣伝は党苫小牧市議団(小野寺幸恵・富岡隆・原啓司)も、ずっと運転やアナウンスをしてくださいました。

 苫小牧も陽射しが強く気温もグングン上がるなか、党員・支持者のみなさんが駆けつけていただき本当にありがたかったです。松橋さんも私も、選挙本番並みに訴えに力が入ったのは、菅政権をどうしても変えたいという思いが自然と起きた拍手を通じて、ひしひしと伝わってきたからです。

 苫小牧は私が中学校教員として、お世話になった町。同じ学校で勤めた先輩先生や、教え子のお母さんなども宣伝には見えられて、あたたかい激励をいただいたことも嬉しい限り。隣町の白老町でも、党町議に「畠山先生に習ってました」と声をかけてくれた方がいたことも今日わかって、こういう結びつきを大事にしなければならないですね。

 感染予防をしながら少人数で語り合う地域の「集い」でも、「どうして、そこまでして五輪を開きたいの」「子どもたちにお金を使うため世界的にも軍縮をと、思いきり呼びかけてほしい」「立憲民主党を信用できない自分が悪いのかもしれないが、共闘はどう進めていくのか」など、話したいことが次々と出されて止まりません。国民不在のまま進んでいる今の政治への不満が、どんどん溜まっていることを肌で感じました。

 青年との「集い」でも同様で、五輪についても「私は反対。これだけ医療従事者が大変なのに」との話や、今月から介護施設で働き始めたという青年からは「仕事は楽しいけど賃金が低い。政治の力で上げられないのでしょうか」との要望も。介護職員を増やすために、専門学校も含めた授業料軽減や奨学金返済免除など、いろんなアイデアも出しあいました。

 「若い人に共産党も含めて野党を知らせていくのに、何が必要でしょうか」との質問も。私からは、①野党の本気度を伝える、②実現できる道筋を示す--ことに努力したいと答えました。SNSはじめ伝える手段はいろいろあるけど、見透かされるような発信では政治不信を広げるだけになってしまいます。その政党や政治家なりの本気さが、やっぱり基本姿勢になければならないです。

 実現の道筋についても、例えば日本共産党は「学費を半分に」と掲げてますが、本当にできるのと聞かれることがあります。まだまだ少ない枠の給付奨学金だって数年前まではなかったものだし、町によっては独自の奨学金を持っているところもあります。苫小牧では、市民と日本共産党が力を合わせてカジノを含むIR誘致も止めることができました。力を合わせる方法はいろいろあるし、小さな改善を積み重ねて目標に届きもするし、団結を崩さないことが大切なのです。納得してくれたならありがたい。

 こういう話し合いを積み重ねていきたい。明日は日高管内をまわります。

 【今日の句】マスク焼け 今年は早く 訪れそう
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畠山和也
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