急速に進む自動車業界の再編

5月27日、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、フランス大手ルノーに対し経営統合を申し入れた。これが実現すれば、日産、三菱自を会わせて、世界一の販売台数となる。 環境問題にどう対応するか問題をはじめ、自動車業界はCASE、つまり、Connected(つながる車)、Autonomous(自動運転)、Shared(配車サービスなど)、Electric(電気自動車)という大きな変革の波にさらわれているが、これに対応するには一社だけでは無理で、数社による連合体が不可欠となる。 2018年の自動車(新車)販売台数では、フォルクスワーゲングループが1083万4000台で1位、ルノー・日産・三菱自グループが1075万6875台で2位、トヨタグループが1059万4000台で3位で続きをみる

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